三年生向けに、四つの元素(土・水・風・火)をじゅんぐりに扱った授業をしてみようかな〜と考えています。

「土」と「水」

これはわりと授業にしやすいのですが、「風」と「火」はどうしようかと悩み中です。三週間も取り組むことのができるのか、それほど深める力が自分にはあるのか。しばし寝かせてから答えを出したいと思います。

四大元素のことはご存知の方も多いと思いますが、わたしたちの気質にも大きく関わっていますよね。

基本的には誰しもが四つすべての質を持ち合わせていて、四つのうち一つか二つくらいが特に強調されていると言います。

(それを「**さんの気質は火だ」という風に言ったりしています。出生時の星の配置も大いに参考になります。)

ちなみに、わたしの中で際立っている気質は「土」と「水」です。

そうか、だから授業しやすいと思うのか!妙に納得してしまいました。笑

そう考えてみると、「風」と「火」をもっと開拓してみたくなりますね。

公私混同?いえいえ、それは「風」と「火」の子のためにも、必要なレッスンなのです。

「風」の質を改めて考える

ところで、「雰囲気イケメン」という悪口がありますが、どう思いますか?

「それっぽい」とか「〇〇風」とか「〇〇風情」とか。なんとなく、中身が伴っていなくてダメなことのように扱われてきたと思うのですが、個人的には、いやいや、これからの時代はむしろ褒め言葉になるのでは〜?と思ったんですね。

例によってリーディング遊びの中でキャッチしたことなのですが、

 ◆おいしい空気を放つこと

 ◆雰囲気を醸すこと

 ◆気分・ムードを使いこなすこと

これからの時代に、すごく大事なことのようなんです。

巷ではよく「風の時代」到来と言われていますが、

土:Cool & Dry / 一点集中型の内向性
水:Cool & Wet / 拡散型の内向性
風:Hot & Wet / 拡散型の外向性
火:Hot & Dry / 一点集中型の外向性

注目したいのは、風(空気)はHot & Wetな質を帯びているということです。

個人的には、日本語の響きからなんとなく「風」や「空気」にさっぱりな印象を受けてしまうのですが、みなさんはどうでしょうか。

実は、しっとりの方だったんですね!どちらかというと、ちゃんと「中身」が伴っているような感じがしますね。

(そういえば、天地創造も、空は水から節分かれして空になるのでした。そういうのも、関係があるのかなぁ。ないのかなぁ。)

人のいるあたたかさとしっとり感

ちなみに、わたしの授業のスタイルは、教えるというより雰囲気を醸すこと・場の空気を整えること。

環境から整え、見えない働きかけをするということです。

それは、自分を忘れて外だけをどうこう動かすものではなくて、必ず自分の内側(意識)から起こすものです。

(目に見える行動を重視する人には、きっとわたしは何もしていないように見えると思います。笑)

毎日食べても飽きないご飯とおみそ汁のような授業。

これはわたしがよく掲げていることですが、つまり、素朴でいいからあたたかみを忘れない、湯気が立つみたいに、ただあったかいものを贈りつづける。っていう表明なんですね。

シュタイナー教育にそういう観点があるからですが、内向性が強いわたしにとっては、そもそもがそういうスタイルになりやすいのだと思います。

(なので、外向きの活発な子や、外に導いていくことが必要な年代の子たちには、ちょっと刺激が足りなく感じることでしょう。これもまた課題です。)

メッセージの純粋さに気を付ける

「雰囲気だけ」「それっぽいだけ」

むかしはそんな自分を批判的に捉えていましたが、担任をはじめてからは、むしろ「雰囲気をつくり出す」ことが人間形成に大事だぞ!と思えます。

この年代(7〜14歳)の子どもたちは、

この人から学びたい。この人といたら新しい世界に出会える。この人の言うことは真実だ。この人についていきたい。

そう信じたい気持ちが大きい。その人が社会的にどんな力を持っているかは、子どもたちにはあまり関係がありません。

どんな人も神さまのひとしずくからできて、心の中にキリストがいる。

そういうメッセージを醸す存在としての教師です。

毎日この気分の中にいれば、「道徳」という科目は必要ないし、人のすることである「読み書き」や「計算」にも「何か大切なものが隠れている」と思って付き合えるのでしょう。

その空気さえあれば、子どもたちは各々の力とペースで大きくなっていきます。

だから、自分の発しているメッセージの純粋さにだけは、まず気をつけたいところです。

だからアートの形にする

内側から醸す雰囲気、気分。そして、メッセージ。

わたしにとっての「風」の時代は、こういうものなんだな〜と理解しました。

そして、そういう気分や雰囲気を介するのに、詩やアートのなんとぴったりなことか!

“一人一人がアーティストだよ。”

巷でそう言われている意味がわかりましたし、それのシュタイナー教育版

”教師はアーティストでなくてはならない”

もよくわかりました!

改めて考えみると、とても興味深いですね〜。さっそく、自分の中で変えてみたいところや、やりたいことが溢れてきます。

まとめ

○まず自分の側から整える

○メッセージの純粋さに気をつける

○アート表現に親しむ

すでにいろんな方が伝えられていることですが、改めて、なぜ大事かを確認できてよかったです。